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胃腸薬の各成分と効き目

胃腸の不調に効く成分には、以下のようなものがあります。

健胃薬
口腔内や胃粘膜を刺激して、唾液の分泌を促し、胃の機能を高めます。芳香性のあるハッカ、ケイヒ、ウイキョウ、苦味性のゲンチアナ、センブリ、ホップ、辛味性のあるサンショウ、コショウなどが健胃生薬に用いられています。

消化酵素薬
胃腸管に働き、消化吸収に促進します。ビオジアスターゼ、タカジアスターゼ、プロザイム、ジアスメン、リパーゼなどがあり、タンパク質、炭水化物、脂肪にそれぞれ対応するよう、複数のものが含まれています。

制酸薬
胃の加酸状態を中和する、アルカリ性の薬剤で、重曹、沈降炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、合成ケイ酸アルミニウムなどがあります。

鎮痛鎮痙薬
胃の運動をコントロールする迷走神経に作用して、胃腸の過度な運動や緊張を沈め、痛みを和らげるロートエキスなどがあります。

粘膜修復促進薬
胃・十二指腸の荒れた粘膜に直接作用して、粘膜の修復を促進し、消化酵素の作用を制御します。

胃粘膜微小循環改善薬
胃粘膜の合成を促進する、塩酸セトラキサートがあります。

潰瘍保護薬
消化性潰瘍の治癒を促進し、再発を防止する、アズレン、スクラルファートがあります。

腸内殺菌薬
大腸菌、連鎖球菌、ブドウ球菌、各種の化膿菌に対する強力な殺菌作用を持っています。

腸内防腐殺菌薬
腸内の殺菌防腐作用があり、苦味剤として食欲を亢進させる作用をあわせ持っています。

収れん薬
腸粘膜のタンパク質と結合して沈殿膜を作り、これによって腸壁を保護し炎症を抑える。

水分吸収薬
大腸粘膜の水分吸収力を抑制し、食物繊維で腸内の水分を吸収して便の量を増やします。ゆっくりと効果が現れるので、症状に応じて量を調節できます。

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