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炎症の症状と抗炎症薬について

医師のイラスト

炎症とは、人体に異物などが侵入した時に、これを排除しようとして人間の免疫システムが過剰に反応する症状です。

また、炎症を起こすと赤く腫れたりしますが、これはここに異物が侵入していることを示す働きもあります。免疫システムが退治しようと頑張っているので、その他の部位に無理をしないように示しているという見方もできます。

しかしながら、炎症は長時間に渡って続くことも珍しくなく、日常生活に多大な悪影響を及ぼすことがあります。仕事や学校を休まなければならないぐらい炎症が悪化するケースもあるので、このようなマイナスの面を防ぐためにも、抗炎症薬を使って炎症を沈静化させる必要がありますね。

抗炎症薬は、ステロイド系と非ステロイド系の2つに大別することができます。

ステロイド系は効き目が強いのですが、その分副作用も大きいと言われています。このため、使用するに当たっては医師と相談の上、適切な用量・用法を守ることが重要です。

特に、長期間に渡ってステロイド系の薬を使用していると、人体にもともと備わっている副腎皮質ホルモンを分泌する力が弱まってしまうことがあります。副腎皮質ホルモンは人間の生命維持に必要不可欠なホルモンであり、この分泌力が弱まることは出来るだけ避けたいです。

一方、非ステロイド系の抗炎症薬には、インドメタシンやアスピリン、イブプロフェンなどがあります。これらはもともと柳の樹脂から採取された薬であり、柳の樹脂に鎮静効果があることは、昔から知られていました。今現在はこれを精製して、様々な抗炎症薬に用いられています。

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