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健胃薬の成分と特徴

健胃薬は、二日酔いや食べ過ぎなどで胃がもたれ、吐き気などがして食欲がないときに利用するものです。健胃薬の成分には、胃の運動を促進し、唾液や胃液の分泌を高める作用があり、食欲不振や消化不良の改善に役立ちます。

健胃薬の主な成分は、塩化カルニチンやゲンチアナ、苦味チンキ、ホミカエキスなどの生薬類です。塩化カルニチンは消化液中の消化酵素、酸の濃度を増加し、また、胃液の分泌を促進します。

ゲンチアナには強い苦味があり、味覚を通じて反射的に胃液の分泌を促進し、食欲を増進すると共に消化を補う作用をもっています。

苦味チンキは芳香と苦味による反射作用で、唾液の分泌を促し、消化管の働きを活発にし、食欲を増進します。

ホミカエキスはホミカの成熟した種子を乾燥させたもので、神経中枢を興奮させる作用があります。また、きわめて苦く、胃腸の機能を促進し、食欲を増進させる作用があります。

この他、健胃薬にはケイヒ油、チョウジ油、ウイキョウ油、トウヒ油などもあげられます。ケイヒ油やチョウジ油などは、いずれも精油と呼ばれる植物性油です。

最近の市販薬は、このような植物精油を含むものが多くなってきており、ゲンチアナなどのように、独特の芳香や味があります。この香りや味が消化液の分泌を促し、食欲を増進し、消化を良好にして胃や腸の働きを整えてくれます。

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