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ウイルスとワクチンの基礎知識

医師のイラスト

ウイルスとは細胞を持たずに、基本的に遺伝情報だけを持っているだけの存在です。自身だけではどうすることもできないので、他の生物の細胞に入り込んで繁殖するという性質を持っています。

細菌に効く薬は抗生物質、真菌に有効な薬は抗真菌剤ですが、ウイルスに有効な薬と言えば「ワクチン」です。

ワクチンはその他の多くの薬とは違い、繁殖力や毒性を弱めたウイルスそのものがワクチンとなっているケースが多いです。

しかし、ワクチンは毒性を弱めたと言ってもウイルスであることに間違いはないので、副作用が出る危険性があります。

このため、副作用を出さないようにするために、死んだウイルスをワクチンとして使うこともあるそうです。

私達の体に備わっている免疫システムにとっては、大切なのは抗体を作るためのウイルスの情報です。ウイルスが生きているか死んでいるかは大きな関連性はなく、死んだウイルスでも十分に情報を取得できるというわけです。

このような死んだウイルスを採用したものを不活性化ワクチンと言います。

ただし、不活性化ワクチンは生きているワクチンと比べれば効力が弱いです。このため、病気をきちんと治療するためには、複数回にわたってワクチンを投与する必要があります。

不活性化ワクチンの代表的なものとして、三種混合ワクチンがあります。これは、ジフテリア、百日咳、破傷風のワクチンのことです。

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