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尿糖検査の内容と目的

糖尿病の高血糖症の有無を調べるときに行われるのが、尿糖検査です。

健康であれば血糖値は常に一定であり、ブドウ糖が尿中に排泄されることはありません。しかし、体の働きに異常が起きていると、血糖値が一定限度を超えたときに尿中にブドウ糖が出てしまいます。

この尿中に出てしまったブトウ糖のことを、尿糖を呼びます。尿糖が大量に出る病気として有名なのが、糖尿病ですね。

尿糖の検査方法には、以下の2つがあります。

定性検査・・・試験紙を尿で濡らしたときの変色具合で判断する定性検査

定量検査・・・尿にどれくらいの糖が出ているかを測定する検査

定性検査にて尿糖が出ていることが認められた場合、さらに詳しく調査するために定量検査が行われます。

注意点としては、大量の飲食や飲酒の影響で尿糖が出るケースがあることです。検査当日や前日にお酒を飲みすぎたり、たくさん食べ過ぎたりしたときは、医師や検査担当者に申告しましょう。

また、血糖値は時間帯によっても変動するものです。血糖値が最も低い早朝空腹時に尿糖が陽性であれば糖尿病の可能性が高いです。これとは逆に血糖値が最も高い食後2時間が陰性であれば、糖尿病の可能性は低いと考えられます。

なお、腎臓の糖排出能力に異常がある場合は、糖代謝とは関係なく尿糖が増加するケースもあります。その他、膵炎、肝硬変、甲状腺機能亢進などの内分泌疾患においても、尿糖が高くなることがあります。

糖尿病が疑われる場合は、空腹時血糖値や血中インスリン活性を検査し、更にはブドウ糖負荷試験などで調べて診断が進められます。

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